<全国高校ラグビー>◇27日◇花園
開会式では東日本大震災で被災した東北6県代表校の女子マネジャーやメンバー外選手ら6人が「がんばろう!東北」と書かれた横断幕を持って行進した。磐城(福島)の通野雄(1年)は、いわき市内の自宅が津波で床上浸水の被害を受けた。福島原発からの距離も32キロで、不安な日々を過ごしてきたが「花園の地で行進できたことをうれしく思います」と感激。CTBとしてレギュラーを目指していたが11月に右足首を骨折して、今回の出場メンバーからは外れた。それでも「東北6県の代表として行進できて、いい思い出になりました」と喜んでいた。