<高校ラグビー:光泉26-24日川>◇27日◇1回戦◇花園

 日川(山梨)がシーソーゲームの末、惜敗した。7点を追う後半29分、WTB小林慎二郎(2年)が追撃トライを決めたが、プレースキッカーのCTB新谷大樹(3年)のGKがクロスバーにはばまれ、試合終了。号泣するフィフティーンの横で、梶原宏之監督(45)は「モールで時間を稼がれて、うまくトライまでもっていかれた」。12-12で迎えた後半は風上。キックなどを使い、敵陣で試合を進めたかったが、相手の巧みなFWプレーで受けに回った。最後にキックを外した新谷は「勝てなかったのは、力不足。昨年(も初戦敗退で)先輩に『次は勝ってくれ』と託された。来年こそ、後輩に頑張ってほしい」と話していた。