<高校ラグビー:国学院久我山7-3清真学園>◇30日◇2回戦◇花園
清真学園(茨城)とのロースコアの戦いを、Bシードの国学院久我山(東京第1)がようやくの思いで制した。攻め込んではミスの繰り返しで立ち上がりからリズムを奪えず。逆に前半はPGを献上し0-3で折り返した。「このままで終わる気か?」。ハーフタイムの竹内伸光監督(51)のゲキにもなかなか目覚めなかったが、後半12分にゴール前15メートルのラインアウトからモールを一気に押し込み逆転トライ。小差をモノにした。竹内監督は「立ってプレーができず、球出しも遅い。良かったのはトライ1本取り切れたことだけ」とポツリ。次戦・佐賀工戦に向け「FWで勝負してくるチームなので、しっかり修正しないと」と反省ばかりが口をついた。