<高校ラグビー:東海大仰星24-12国学院栃木>◇3日◇準々決勝◇花園

 東海大仰星(大阪第3)が、逆転で5大会ぶりの4強入りを決めた。0-12の前半16分にWTB近藤英人(3年)が相手パスをインターセプトしてそのままゴール下へ飛び込むと、同26分にはWTB枝松翼(3年)のトライなどで逆転。後半19分には再び近藤がトライして国学院栃木を突き放した。

 土井崇司監督(52)は「最初は硬くて選手は焦っていたけど、トライの取り方は狙い通りだった。目が中へ向いていたので、外へ追い出すような、絞っていくように指示しました」と途中で修正し、後半を無失点に抑えた守備を褒めた。

 5日の準決勝では御所実(奈良)と対戦する。