「春の高校バレー」第64回全日本バレーボール高校選手権が来年1月5〜9日、東京体育館で行われる。
男子は、本命のいない混戦模様。高校総体を制した創造学園(長野)は、組織的なブロックで春高初制覇を目指す。総体準優勝の東福岡(福岡)、6月の関東大会を制した習志野(千葉)も上位進出の可能性を秘めている。昨年の覇者東亜学園(東京)、山口国体で優勝した宇部商(山口)、東京予選を制した東洋(東京)らも上位進出を狙っている。
女子の優勝候補筆頭は東九州龍谷(大分)。絶対的エースで主将の鍋谷友理枝を軸に、選手権V4を目指す。国体優勝の誠英(山口)、世界ユースのメンバー3人を擁する九州文化学園(長崎)、名門・古川学園(宮城)や、元五輪代表大竹秀之氏を父に持つ、大竹里歩率いる下北沢成徳(東京)も上位進出をうかがう。