<バレーボール・全日本高校選手権:由利2-0佐賀北>◇5日◇女子1回戦◇東京体育館
由利(秋田)がストレートで佐賀北を下し、2回戦進出を決めた。
中学時に、いずれも秋田選抜だった由利の先発3年生4人が、4年前の全国都道府県対抗中学バレーボール大会と2年前の沖縄国体で敗れた佐賀県勢に雪辱した。第1セットを15点差で先取。第2セットは13点目まで競り合ったがレフト宮腰泉主将、ライト佐藤千咲の両翼3年生エースを軸にして突き放した。昨年度は3年生が引退し、県大会で敗れた。菅原清監督(47)は「今年の3年生は、全員進路が決まって残ってくれた。(佐賀に)三度目の正直で勝てた」と振り返った。
先発6人の平均身長は170センチジャスト。菅原監督は「多分、今までにない大きさ」と自信を持つ。宮腰主将は「もう1勝したいので、気持ちを抜かないでチーム一丸で戦いたい」と2回戦を見据えた。