<全国高校総体:飛び込み>◇17日◇千葉県国際総合水泳場◇女子高飛び込み決勝ほか

 親子3代で五輪出場を目指す、金戸華(15=東京・日出高1年)は436・80点で4位に入った。

 予選7位で通過すると、決勝は予選と同じ自由選択飛びで約40点も得点をアップさせて、順位を上げた。表彰台には13・5点足りなかったが、上々のインターハイデビューとなった。榎本遼香(栃木・作新学院高3年)が554・10点で3連覇を飾った。

 金戸の祖父俊介さん(74)と祖母久美子さん(78)は64年東京など2大会の代表。父恵太さん(47)と母幸さん(45)は88年ソウルから3大会に出場。弟の長男快(13)と妹の次女凜(11)も飛び込み選手で、3きょうだいともに20年東京大会を目指している。

 金戸は「まだまだ経験不足。やらなきゃいけないことがたくさんある。また課題が見つかった」と謙虚に話した。18日は女子シンクロ板飛び込み(公開競技)19日は女子3メートル板飛び込みに出場する。