<柔道:グランドスラム東京2011>◇最終日◇11日◇東京体育館◇男子、100キロ、100キロ超級

 男子日本代表の篠原信一監督(38)は、重量級の低迷に「情けない」を繰り返した。100キロ超級はベスト4に一人も残れず。「非常にまずい。重量級の誇りを持っているのか。本当にふがいない」と怒りを抑えきれずに言った。

 8月の世界選手権でメダルなしに終わり、今回は思い切って若手を起用。それでも結果を残せなかった選手たちに「せっかくのチャンスなのに、戦う気持ちがない」と言い切った。選手たちの練習量の少なさも指摘。「軽量級の選手は頑張っているのに、重量級はすぐに痛い痛いという」と話し「明日からはガンガンやらせる」と厳しい練習を課すことを宣言した。