柔道の世界選手権(23日開幕、パリ)に臨む男女日本代表が15日、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで、最終調整合宿を行った。

 前日に集合し、この日から始まった。男子の篠原信一監督は「大きなけがなく順調にきている。怒られて怒られて、褒められて怒られてやってきた。選手は自信を持ってやってほしい」と期待。さらに続けて「恒例ですが、負けたときはコーチや選手が悪い。勝ったら自分…じゃなくて、選手自身の努力の結果ですわ」と豪快に笑った。

 女子の園田隆二監督は、初日に浅見八瑠奈と福見友子、2人の新旧世界女王が登場する48キロ級について「決勝で対戦するでしょう。それしか考えていない。勝てるところでしっかり勝つと、チームは落ち着く」。初日で勢いに乗るつもりだ。