23日に開幕する柔道世界選手権(パリ)の男女日本代表が21日、パリ市内で調整練習を行った。男子の篠原信一監督は「やはり初日の60、66キロ。ここで弾みをつけて次につなげたい」と、軽量級の2階級に期待した。
同じく初日に登場する女子48キロ級の優勝候補2人も、順調に調整。2連覇に挑む浅見八瑠奈(コマツ)が「負けられないのは当たり前。必ず優勝して、来年のロンドン五輪につなげたい」と言えば、福見友子(了徳寺学園職)も「浅見選手は世界ランク1位。必ず決勝に来る。(決勝で敗れた)昨年の悔しさを忘れずに戦いたい」と気を引き締めた。