リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア大陸予選が開幕。日本(世界ランク5位)はペルー(同21位)を3-0のストレートで下した。長岡望悠(24=久光製薬)がチーム最多の20得点、木村沙織(29=東レ)が13得点を挙げた。
今大会は8チームが総当たりで戦い、アジア最上位チームと、そのチームを除いた上位3チームの計4チームがリオデジャネイロ五輪出場権を得る。
日本 | 3 | 25-23 25-10 25-14 | 0 | ペルー |
第1セット
【先発】古賀、宮下、島村、木村、長岡、荒木
日本は島村が最初の得点を奪うと、荒木のアタック、ブロックの連続得点などでリード。8-3で最初のテクニカルタイムアウトとした。
古賀のスパイクがブロックに止められるなどペルーの反撃にあい、13-13と追いつかれる。しかし日本は粘り強く拾い、木村の得点でなんとか16-15で2度目のテクニカルタイムアウト。
日本は一時18-19と逆転されたが、長岡の連続得点などで再度リード。セットポイントから相手のチャレンジ成功で2点差に迫られたが、最後は長岡が決め第1セットを奪った。
- 第1セット、スパイクを決める長岡(撮影・江口和貴)
第2セット
【先発】古賀、宮下、島村、木村、長岡、荒木
日本は2点を先行されるも4連続得点で逆転。木村が体勢を崩しながら巧みなアタックを連続して決め、8-3でテクニカルタイムアウトを迎えた。
キャプテン木村がさらに得点を重ね、リードを広げる。荒木のサーブポイントもあり、16-7。その後も木村、長岡を中心にリードを広げ、25-10と一方的に第2セットも奪った。
- 第2セット、ブロックし歓喜する木村(左)。右は長岡(撮影・江口和貴)
第3セット
【先発】石井、宮下、島村、木村、長岡、荒木
完全に主導権を握った日本は先発メンバーを変更。好調な長岡の得点などで8-2とリード。島村のスパイクやサーブポイントも決まり、16-8で2度目のテクニカルタイムアウト。木村のスパイクなどで大量リード。最後も木村が決めてストレート勝ちした。