日本(世界ランキング5位)が3-0でドミニカ共和国(同7位)を下し、通算4勝1敗としてリオデジャネイロ五輪出場権獲得に王手をかけた。
4位の日本は21日のイタリア戦に勝てば五輪出場が決定。試合前に5位タイと6位ペルーがともに敗れた場合でも五輪切符が確定する。
今大会は8チームが総当たりで戦い、アジア最上位チームと、そのチームを除いた上位3チームの計4チームが五輪出場権を得る。
日本 | 3 | 25-22 25-16 27-25 | 0 | ドミニカ共和国 |
- 第3セット、3-0のストレート勝ちを決め、感無量の表情で喜ぶ木村(中央)ら選手たち(撮影・浅見桂子)
第1セット
【先発】宮下、山口、木村、迫田、荒木、石井
3-3から木村のスパイクで4-3。山口のダイレクトで5-3。序盤は山口を多用し8-6でテクニカルタイムアウト。
4連続失点で8-10と逆転され、日本がタイムアウト。
迫田のバックアタックで9-10。石井のスパイクなどで11-11に追いつく。
201センチのマルティネスを迫田がブロックで止めて13-12。14-12でドミニカがタイムアウト。
木村のスパイクで16-13として2度目のテクニカルタイムアウト。
木村のサービスエースで18-14。荒木のブロックで20-16。
鍋谷のサービスエースで21-16。
ドミニカ3連続ポイントで21-19となり、日本がタイムアウト。
21-20となって長岡を投入。しかし21-21の同点に追いつかれる。
長岡のスパイク、宮下のサービスエースで23-21。
長岡のスパイクで24-22。相手のスパイクがアウトで25-22と第1セットを奪う。
- 日本対ドミニカ共和国 第1セット、スパイクを放つ石井優希(撮影・浅見桂子)
第2セット
【先発】宮下、山口、木村、長岡、荒木、石井
まず長岡が決め1-0。木村の1枚ブロック決まり5-2。山口のブロックで8-4。
4連続得点で9-4。長岡のフェイントで12-6としてドミニカがタイムアウト。
長岡のバックアタック、宮下のブロックで15-7。石井のスパイクで16-8。
長いラリーから木村のスパイクで19-11。ドミニカが2回目タイムアウト。
木村の好レシーブから長岡が決め21-12。相手タッチネットで23-14。
島村を入れてサーブ。長岡が決めて24-15。セットポイントからまた長岡で25-16と第2セットも奪った。
- 日本対ドミニカ共和国 第1セット、ポイントを決め喜ぶ木村(中央)ら(撮影・浅見桂子)
第3セット
【先発】宮下、山口、木村、長岡、荒木、石井
長岡のバックアタック、石井のスパイクで8-5。
3連続失点も、宮下のツーアタックで12-10。16-13とリードしてテクニカルタイムアウト。
石井のブロック、宮下の得点で20-17。21-17でドミニカがタイムアウト。
長岡のバックアタックで22-18。23-22で日本がタイムアウト。
23-23に追いつかれ、さらに失点して23-24。日本がタイムアウト。
長岡が決め24-24。相手のアウトで25-24のマッチポイント。しかし25-25。
長岡、木村の得点で27-25。ストレート勝ちをおさめた。
- 第2セット、スパイクを決める長岡(撮影・浅見桂子)
◆日本代表メンバー◆
番号 | 位置 | 選手名(年齢=所属) | 身長 |
---|---|---|---|
1 | WS | 長岡望悠(24=久光製薬) | 179 |
2 | S | 宮下遥(21=岡山) | 177 |
3 | WS | 木村沙織(29=東レ) | 185 |
5 | L | 佐藤あり紗(26=日立) | 164 |
6 | WS | 鍋谷友理枝(22=デンソー) | 176 |
7 | MB | 山口舞(32=岡山) | 176 |
8 | WS | 古賀紗理那(19=NEC) | 180 |
9 | MB | 島村春世(24=NEC) | 182 |
10 | L | 丸山亜季(25=岡山) | 159 |
11 | MB | 荒木絵里香(31=上尾) | 186 |
12 | WS | 石井優希(25=久光製薬) | 180 |
16 | WS | 迫田さおり(28=東レ) | 175 |
18 | R | 座安琴希(26=久光製薬) | 159 |
20 | S | 田代佳奈美(25=東レ) | 173 |
監督=真鍋政義