2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)がイラン(同8位)に1-3で敗れ、1勝3敗(勝ち点3)となり、リオ五輪進出へ苦しい状況となった。
日本は第1セットを20-25で落としたが、第2セットはセッター深津英臣(25=パナソニック)、エース清水邦広(29=パナソニック)らの活躍もあり25-19で奪い返した。粘りながらも第3セットを22-25で落とし、第4セットも25-27と競りながら奪われた。日本は2日の第5戦で、アジア枠を争うオーストラリア(世界ランク13位)と対戦する。
日本 | 1 | 20-25 25-19 22-25 25-27 | 3 | イラン |
第1セット
【先発】清水、富松、柳田、深津、石川、出耒田
深津のトスから清水がアタックするもブロックに阻まれる。0-1
石川のスパイクは相手ブロックが触るも返しきれず。2-2
石川のサーブから相手ミスが重なって連続ポイント。6-4
イラン側のサービスエースが決まる。6-8
深津のトスから出耒田のクイック攻撃が決まる。8-9
石川の好レシーブ、深津のトスとつなぎ最後は出耒田がスパイク。9-10
深津のトスから石川の豪快なスパイクが相手ブロックを貫く。12-12
清水のサービスエースが決まる。13-12
石川の強烈なサーブで崩し、深津のトス→石川のバックアタックでポイント。14-15
深津のトスから清水が豪快にバックアタック。16-19
深津のトスに清水が合わせ、絶妙なフェイントが決まる。19-22
石川のアタックがブロックされる。20-25
- 第1セット、強烈なスパイクを決める石川(左)(撮影・松本俊)
第2セット
【先発】清水、富松、米山、深津、石川、出耒田
深津の鮮やかな背面トスから清水がスパイク。3-3
深津のトスから富松がクイック攻撃を決める。5-5
清水がブロック成功。8-6
富松がブロック成功。12-8
石川の強烈なスパイクが決まる。14-9
深津のトスから清水のバックアタックがコート隅に突き刺さる。16-11
深津のトスから石川がコートど真ん中に強烈なスパイク。18-13
深津のトスから出耒田のクイックアタックが決まる。20-14
出耒田のブロックが決まる。25-19
- 第1セット、得点にわく清水(右)ら日本選手(撮影・松本俊)
第3セット
【先発】清水、富松、米山、深津、石川、出耒田
深津のトスから石川のスパイクが決まる。4-2
深津のトスから米山が連続ポイント。10-8
深津のトスから石川が決める。13-17
途中交代で入った関田&栗山のコンビでポイント。15-19
再びコートに戻った深津のトスから、石川のスパイクが決まる。21-23
相手スパイクをブロックしきれず。22-25
- 第2セット、スパイクを決める石川(右)(撮影・松本俊)
第4セット
【先発】清水、富松、米山、深津、石川、出耒田
深津のトスから米山のスパイクが決まる。7-6
ピンチサーバー柳田を投入するもポイントを奪えず。11-12
富松のブロックが決まる。15-14
清水の豪快なバックアタックが決まる。16-15
深津のトスから石川のスパイク!20-17
深津のトスから石川のスパイク!21-19
深津のトスから石川のスパイク!23-22
深津のトスから米山のスパイク!25-25
最後は2連続ポイントを奪われる。25-27
◆日本代表メンバー◆
番号 | 位置 | 選手名(年齢=所属) | 身長 |
---|---|---|---|
1 | WS | 清水邦広(29=パナソニック) | 193 |
3 | L | 永野健(30=パナソニック) | 176 |
4 | WS | 福沢達哉(29=パナソニック) | 189 |
5 | MB | 富松崇彰(31=東レ) | 191 |
6 | MB | 山内晶大(22=パナソニック) | 204 |
7 | WS | 栗山雅史(27=サントリー) | 189 |
8 | WS | 柳田将洋(23=サントリー) | 186 |
10 | S | 深津英臣(25=パナソニック) | 180 |
11 | WS | 石川祐希(20=中大) | 191 |
12 | MB | 出耒田敬(24=堺) | 199 |
14 | L | 酒井大祐(34=サントリー) | 180 |
17 | S | 関田誠大(22=パナソニック) | 177 |
18 | WS | 米山裕太(31=東レ) | 185 |
19 | MB | 伝田亮太(24=豊田合成) | 191 |
監督=南部正司