<高校ラグビー:関西学院5-0国学院久我山>◇準々決勝◇3日◇花園
関西学院(兵庫)が国学院久我山(東京第2)に5-0で完封勝ちし、初のベスト4入りを決めた。前半5分、FW、BK一体となった連続攻撃からSH徳田健太(2年)が右隅にトライ。その後は守勢に回る場面も多かったが“虎の子の1トライ”を守り抜いた。初シードをもらった大会で、出場20年連続36回目の名門を破った。安藤昌宏監督(40)は「生徒たちは落ち着いていて『何かしてくれるかな』と思っていましたが、まさか完封とは…」と興奮気味。徳田は「目の前にDFラインのギャップが見えたので、そこを突いた。FWがタテをついて相手の守りを引きつけてくれた。みんなのトライです」と得点シーンを振り返った。