<高校ラグビー:東福岡20-12伏見工>◇準々決勝◇3日◇花園

 伏見工(京都)が8強で散った。3年前の決勝戦の再戦で、王者東福岡(福岡第1)に返り討ちにあった。

 8点差を追う前半ロスタイムに左展開から、CTB木上鴻佑(3年)が追撃のトライ。再び突き放された後の後半9分にもバックスのサインプレーからFW松田力也(1年)が突破し、最後はWTB半井優太(3年)がインゴールに飛び込んで3点差に迫った。しかし終盤に突き放され、後半ロスタイムにはFW戦で相手陣に攻め込みながらも得点は奪えず。結局、8点差で涙をのんだ。

 高崎監督は「いくつかチャンスがあったが、それをものにできないところが経験不足なのかな」とぽつり。WTB木崎翼主将(3年)は「やれることはやりました」と言いながらも悔し涙にくれた。