＜高校ラグビー：桐蔭学園２７－２６東海大仰星＞◇準々決勝◇３日◇花園

　４季ぶりの優勝を狙った東海大仰星（大阪第３）が、１点差で敗れた。前半３分にＦＢ近藤英人（２年）のトライで先制したが、個の力で勝る桐蔭学園（神奈川第２）と点の奪い合いになった。

　後半１３分にはＳＨ西村奨平（３年）のトライで９点リードしたものの、その後に２トライを奪われ２６－２７と逆転を許す。それでも最後まで粘り、最大の見せ場は後半ロスタイムに訪れた。左中間でＰＧを獲得。決めれば逆転だったが、フランカー井波健太郎（３年）が蹴ったキックはゴール手前で失速。１点差のまま惜敗した。

　土井監督は「いいゲームやった。今年の負けは悔しい。悔しいですけれど、全国大会でここまでいいゲームができて満足です。子供らは精いっぱいやったから、最後は神様が向こうにおっただけです」と笑顔で話した。