<高校ラグビー:東福岡31-31桐蔭学園>◇決勝◇8日◇花園
前回覇者の東福岡(福岡第1)が、後半に意地の猛反撃を見せた。一時は10-31と21点差をつけられたが、あきらめない。後半7分、同24分にトライを奪うと、同29分に途中出場のSO大政亮(3年)が、執念のトライ。FB藤田慶和(2年)がゴール中央のキックも決めて同点に追いつき、両校優勝となった。2年連続3度目の頂点に、殊勲の大政は「引き分けなんですけど、はっきり言ってうれしいです。両校優勝という結果を残せた。FWが頑張ってくれたし、みんなに感謝したい」と声を弾ませた。