<ラグビー:第48回日本選手権:サントリー37-20三洋電機>◇27日◇東京・秩父宮
史上3チーム目の4連覇を逃した三洋電機の飯島均監督(46)は「負けると悔しいが、それをバネにして次につなげたい」と前向きに話した。プレーオフ決勝では勝ったが、この日はサントリーの攻撃の前に自慢の守備が空回り。今季最多の5トライを奪われての敗戦に、CTB霜村誠一主将(29)は「相手は集中していた。守備がきつくて、後手後手になった」と振り返った。それでも、今季は悲願のトップリーグ初制覇を果たし、日本選手権でも44年連続決勝進出。WTB山田章仁(25)は「負けたけれど、充実したシーズンでした」と話していた。