5年目を迎える24-25SEASONが開幕した。注目のパリ五輪ブレイキン日本代表がいきなり大暴れした。Shigekix(シゲキックス=半井重幸)が加入したKOSE8ROCKSが5-1でSEPTENI RAPTURESに快勝。
HIRO10(ヒロテン=大能寛飛)が加入したValuence INFINITIESが6-0のスイープで強豪FULLCAST RAISERZに完勝した。
ともに、この日の「エース」に指名され、新ルールの「エースパフォーマンス」を担当。ブレイキンの大技を成功させ、チームに貴重なポイントをもたらした。Shigekixはファンが選ぶこの日の最優秀ダンサー「MVD」に選出された。
また、パリ五輪日本代表で女子金メダリストでLIFULL ALT-RHYTHM入りしたAMI(湯浅亜実)は開幕戦は控えダンサーに回り、次戦以降のデビューを目指す。
今シーズンから新規参戦したList::Xはシーズン優勝3連覇を狙うCyberAgent Legitに1-5で敗れたが、ストリートダンスの自由な雰囲気を前面に押し出したパフォーマンスを初披露した。(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「Dリーガーのオドリバ」)
※左が先攻
1st MATCH KADOKAWA DREAMS 2-4 Benefit one MONOLIZ
2ed MATCH SEPTENI RAPTURES 1-5 KOSE8ROCKS
3ed MATCH Medical Concierge I‘moon 1-5 LIFULL ALT-RHYTHM
4th MATCH avex ROYALBRATS 3-3 DYM MESSENGERS
5th MATCH SEGA SAMMY LUX 2-4 dip BATTLES
6th MATCH CyberAgent Legit 5-1 List::X
7th MATCH Valuence INFINITIES 6-0 FULLCAST RAISERZ
▼Shigekix
「楽しかったです。日本中でブレイキンとダンスが盛り上がってきているのを感じました。期待してもらっている、みなさんからの愛を感じて、幸せな時間を過ごすことができました。エースを任されて、自分のテクニックなのか、スタイルを見せるのか悩ましかったですが、自分の積み上げてきた音楽を大事にするミュージタリティーとフリーズ(技を一瞬止める)という自分の持ち味がだせてよかったです。みんなのパフォーマンスを含めて100点満点でした」
▼HIRO10
「俺もDリーガーになれたんだなと思いました。緊張はしませんでした。昨シーズンSPダンサーで出していただき、その時は緊張したんです。まだ、オリンピック出場を決める前の段階で『パリに行きます』と言っていたんですけど、オリンピアンになれて、またここに戻ってこれたし、温かく迎えていただきうれしかったです。パリのファーストラウンドでやったわざもやりました。『オリンピックで決めておけ』っていうぐらいのできで、スイープ勝利もできて100点です。目標はチャンピオンシップで優勝したいです」
▼AMI
「チームが勝てて感動をもらいました。ブレイキンはソロのイメージが強いのですが、個人的にはソロより(団体で戦う)クルーバトルの方が楽しいんです。わくわくしています」