【巨人】浅野翔吾「振る力つける」単身自主トレで2時間500スイング 高松商の同級生らが協力
香川・高松市生まれで高松商出身の巨人浅野翔吾外野手(20)が11日、市内のレクザムスタジアムで単身自主トレを公開した。
3時間のうち2時間をバッティングにあて、フリー打撃やティー打撃で約500スイング。納得がいくまでバットを振り込み「形にとらわれず思いっきり振って、とにかく遠くに飛ばすことを意識してます。(今オフは)振る力をつけることを目標に、しっかり振り込んでます。とても充実してますし、多くの方の協力で良い練習ができています」と手ごたえを口にした。
昨年の秋季練習中に、阿部監督へ自主トレを単身で行いたいと相談。指揮官からは「とにかく量をこなせ。迷ったらやれ」と助言を受け、すぐさま球場を手配するなど練習環境を整えた。さらに高松商時代の同級生らに連絡を取り、練習のサポートを求めた。「球拾いや送球の相手など雑用をお願いしましたが、みんな快く協力してくれて、本当にありがたいです」と感謝の思いを繰り返し述べた。仲間たちの支えが、充実した自主トレを支えている。
今後1~2週間は地元を拠点に練習を続ける予定。浅野は「大学や仕事の合間を縫って協力してくれる仲間もいます。その恩返しは、今年1軍で活躍することだと思っていますので頑張ります」と誓った。