- 水谷隼は、スタンドにユニホームを投げ入れ笑顔を見せる(撮影・PNP)
<リオ五輪:卓球>◇11日◇男子シングルス3位決定戦
水谷は、この4年間で精神的に2段階くらい成長しました。謙虚な言葉遣い、あいさつ、とげとげしい発言もなくなった。結婚して、子どももできて、人間的に柔らかくなったのが、試合の中でも余裕につながっていると思います。今がピークでなく、まだまだ伸びますね。
28年前、僕が第1号で五輪に出場してから、まったくメダルをとれなかった。呪縛にかかっていたような気がする。水谷が解いてくれたおかげで、一気にメダルラッシュになっていくんじゃないかな。男女の団体も期待できるでしょう。これからは世界2位の地位を確保して、誰が中国を最初に倒すかという競争になっていきますね。
東京五輪も、リオでのメダルがないと始まらなかった。水谷の姿を見て、それでも金には届かないならもっとやらないと、と若い子たちが思ってくれる貴重な銅になりました。(男子日本代表前監督)
日刊スポーツ リオ五輪評論家
古賀稔彦(柔道)
バルセロナ五輪金メダル「平成の三四郎」が日本柔道を解説。
伊東浩司(陸上)
10秒00の男子100メートル日本記録保持者が、躍動する日本の陸上を解説。
瀬古利彦(マラソン)
五輪2度出場、往年の名ランナーが日本の陸上を評する。
野口みずき(マラソン)
アテネ五輪金メダリストが長距離日本代表を解説。
高橋繁浩(競泳)
平泳ぎで五輪2度出場。テレビ解説でもおなじみの中京大教授が日本のスイマーを分析。
小谷実可子(シンクロ)
ソウル五輪銅メダリスト「永遠のマーメイド」が復活狙う日本のシンクロを解説。
池田信太郎(バドミントン)
「イケシオ」コンビでロンドン五輪出場。躍進する日本のバドミントンを解説。
米田功(体操)
アテネ五輪団体総合金メダリストが日本体操陣を分析。
セルジオ越後(サッカー)
ご意見番がサッカー五輪代表を辛口チェック。
秋田豊(サッカー)
W杯2度出場の熱血ディフェンダーがサッカー五輪代表を解説。
宮崎義仁(卓球)
2012年ロンドン五輪男子代表監督が、連続メダルを狙う日本の卓球を解説する。
伊藤華英(競泳)
高校生で日本代表入りし、美女スイマーとして五輪に2度出場。選手目線の細かすぎるエピソードを交えて競泳陣の奮闘ぶりを解説します。
高橋有紀子(バレー)
インドアで2度、ビーチで2度の五輪出場。4大会連続入賞という日本女子バレー界唯一の記録を持つ。2大会連続メダルを目指す日本のプレーを分析します。
植松鉱治(体操)
絶対王者・内村に最後に個人総合で勝った元鉄棒日本チャンピオンが、頂点を目指す体操ニッポンの演技を解説します。