<競泳選手におすすめのレシピ>
リオ五輪では、競泳日本選手団の活躍がとても期待されています。競泳は他の競技と違って「水中」で戦うため、選手たちが「水を活かす身体づくり」をしていることをご存知ですか?
競泳選手の体型チェック項目の1つに、体脂肪率があります。五輪代表選手というと体脂肪率が非常に低いイメージがありますが、競泳選手は他の競技に比べて少し高い身体づくりをしています。適度な体脂肪が浮き輪の役目となり、水中で身体を泳ぎやすい位置に保ってくれるからで、そのため、水の抵抗を抑え、スピードが出しやすくなります。
- リオ五輪へ向け意気込む競泳日本代表。前列左から池江璃花子、金藤理絵、渡部香生子、星奈津美、後列左から平井伯昌監督、瀬戸大也、萩野公介、小関也朱篤(2016年4月11日)
男子体操選手のように、体脂肪率5%以下を目指すと身体が沈み、浮くだけで一苦労。とても引き締まった男子競泳選手でも体脂肪率は10%前後と言われており、競泳選手にとって、この数値は大きなチェック項目です。
多い時は、1回の練習で10キロ以上泳ぐ競泳選手はエネルギー消費量がとても高いので、身体づくりにおいて食事は大切な戦略の1つです。食べられる時は量をしっかりと、疲れている時でもたっぷり栄養が詰まった食材を組み合わせて食べています。【管理栄養士・松田幸子】
競泳選手におすすめのレシピ:夏野菜の冷し中華方
- 夏野菜の冷し中華
<材料(2人分)>
中華めん 2玉
ロースハム 6枚
卵 2個
鶏むね肉
(市販のサラダチキン可)60g
キュウリ 1/2本
トマト 1/2個
ズッキーニ 1/3本
ごま油 小さじ1/2
A.砂糖 大さじ1と1/2
A.穀物酢 大さじ3と1/3
A.濃口醤油 大さじ2強
A.ごま油 小さじ1/2
A.水 大さじ1と3/4
練りからし 適量
<作り方>
(1)トマトは半分にカットして食べやすい大きさに切る。キュウリとハムはせん切り、ズッキーニは薄い輪切りにする。
(2)A.をボウルに入れ、タレを作っておく。(麺についてくるタレでも可)
(3)鶏むね肉を薄めに開いて茹でる。冷めたら食べやすい大きさに切る。
(4)卵をボウルに割り入れて、箸で卵白を切るように混ぜる。
(5)フライパンを温めて油をひき、卵液を3~4回に分けて、薄焼き卵を作る。冷ましてせん切りにし、錦糸卵をつくる。
(6)(5)のフライパンにごま油をひき、ズッキーニを両面焼く。
(7)鍋にお湯を沸かし、麺を茹でる。ザルにあげて水に取りよく洗い水気を切る。
(8)器に麺を盛り付け、具材を飾り、タレをかける。からしは好みで添える。
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