<バレーボール選手におすすめのレシピ>
リオ五輪出場は、女子だけとなったバレーボール。この競技に限ったことではありませんが、やはり身長が低いことは不利です。海外の選手との体格差は以前から指摘されていますが、ただその状況でも勝つべく、戦術を定め、目的にあったトレーニングを行います。
- リオ五輪に出場するバレーボール女子日本代表
バレーボールは同じチームでも体格が違いますし、ポジションによって動きが全く異なります。従って、チームでありながら、個々それぞれの食べ方が必要です。私は全日本女子、男子ともにサポートしましたが、各人の目的に合う食べ方だけでなく、ポジションによって違いを出して食事を指導しました。また、毎日体重を、定期的に体脂肪などを測定し、個々の身体組成の把握だけでなく、トレーニングや食事の効果が反映されるテスト等なども行った上でコントロールしていきます。
リオ五輪では、小柄な日本はどう戦うのでしょうか。バレーボールは、選手のパフォーマンスだけでなく、ブロックを抜かれてもレシーブできるようなフォーメーション、アタッカーをサーブで狙うといった戦術など、監督やコーチの力も大きなスポーツです。監督がiPadを使うことでも話題になりましたが、相手チームの情報などの分析も大切で、メンバー交代なども見ていくと違った面白さを感じられるかもしれません。
さて、今回のレシピは「レバーカレーチャーハン」です。高強度の練習による貧血予防と食欲減退を抑えるために、全日本の選手にも出したレシピです。ぜひお試しください。【管理栄養士・川端理香】
バレーボール選手におすすめのレシピ:レバーカレーチャーハン
- レバーカレーチャーハン
<材料(2人分)>
ご飯 300g
豚レバー 240g
牛乳 1/4カップ
ショウガ 2片
油 小さじ2
パプリカ(赤) 100g
ズッキーニ 100g
レタス 40g
中華だしのもと 小さじ1
カレー粉 大さじ1
塩、コショウ 各少々
<作り方>
(1)パプリカ、ズッキーニ、レタスは細かく切る。ショウガはすりおろす。
(2)レバーは食べやすい大きさに切り、牛乳につけておく。
(3)フライパンに油をしき、ショウガとレバーを炒めたら、ご飯を加えてさらに炒める。
(4)(3)に全ての野菜を加えてさっと炒めたら、中華だし、カレー粉を加えて、塩コショウで味を整える。
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