【ジャンプ】小林陵侑24位も復調の兆し「だいぶいい」悪天候で1回目順位で確定 二階堂蓮8位
ノルディックスキーのW杯ジャンプは1日、フィンランドのルカで男子個人第4戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、二階堂蓮(23=日本ビール)が134・5メートルの125・3点で日本勢トップの8位となった。悪天候のため、1回目の結果で順位を確定した。小林陵侑(28=チームROY)は118・5メートルで24位。
アンドレアス・ウェリンガー(ドイツ)が143・4点で今季初勝利、通算8勝目を挙げた。中村直幹(フライングラボラトリー)は22位。予選で佐藤慧一(雪印メグミルク)は51位で落選し、小林潤志郎(Wynn.)はスーツの規定違反で失格となった。
○…小林陵は途中打ち切りとなった2回目に137・5メートルまで飛び、復調の兆しを見せた。新製品を試していた、かかとの金具を1回目の後に元の形状の物に戻したそうで「今まで苦労していた部分がなくなったので、だいぶいい」と明るい表情だった。開幕前に風邪をひいた影響で金具に関する判断が遅れたが、方向性が決まり一安心の様子。「長い週末だった。来週に切り替えたい」と話した。
▼二階堂の話 条件が荒れていたので、1桁に入ったとはいえあまり喜べない。次の試合に生かせるようなジャンプはできた。ここで満足せず、次の試合に向けて頑張りたい。(共同)