【2軍表彰!受賞者の声】投手3冠ヤクルト阪口皓亮「ぜひ、次は2部の方で名前を!」

球界のホープたちが、決意を語りました。

「NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD」が11月26日、都内で開かれました。夕刻からの第2部では、セ・パ両リーグのMVP、新人王、ベストナインなどが発表、表彰されましたが、正午からの第1部では、ファームの表彰が行われました。

イースタン、ウエスタン両リーグでタイトルを獲得した、ヤクルト阪口皓亮投手(25)、ロッテ山本大斗外野手(22)、ヤクルト小森航大郎内野手(21)、楽天安田悠馬捕手(24)、ソフトバンク三浦瑞樹投手(25)、ソフトバンク前田純投手(24)、中日松木平優太投手(21)、オリックス横山楓投手(26)、阪神井上広大外野手(23)、ソフトバンク・リチャード内野手(25)、ソフトバンク笹川吉康外野手(22)、阪神遠藤成内野手(23)ら飛躍が期待される選手たちの喜びと決意をお届けします。

また、今季からファームリーグ戦に新規参加した2球団、オイシックスの上村知輝投手(24)、知念大成外野手(24)、くふうハヤテの増田将馬外野手(26)もタイトルを獲得しました。

プロ野球

<イースタン・リーグ>

「こういう成績を残したことが自信に」

「こういう成績を残したことが自信に」

■ヤクルト 阪口皓亮 
★最優秀防御率(防御率2・24、初受賞)
★最多勝利(9勝、初受賞)
★勝率第1位(勝率7割5分、4年ぶり2度目)

―3冠達成。今季を振り返って、どのようなシーズンだった

まずは、このようなありがたい賞をいただけたことに感謝しています。

そして、こういう成績を残したことが自信につながると思うので、これからも頑張っていきたいなと思います。

―この成績を1軍にどうつなげていきたいか

ぜひ、次は(1軍が表彰される)2部の方で名前を呼んでいただけるように来年、頑張りたいなと思います。

「オイシックス新潟アルビレックスBCというチームを自分が引っ張って存在感を」

「オイシックス新潟アルビレックスBCというチームを自分が引っ張って存在感を」

■オイシックス 上村知輝 
★最多セーブ(20セーブ、初受賞)

―今年からファームに参戦して1年が過ぎた。タイトルもとれた。どんな1年だったか

今シーズンから2軍のファームリーグに新規参加した球団として初めてのシーズンだったんですけども、その中で9回というポジションを投げる場所を取れたこと、とてもうれしかったです。

―9回を投げる心境は

気持ちで負けないように頑張ってました。

―来季の抱負を

まだまだ、オイシックス新潟アルビレックスBCというチームは認識されていないところもあると思うので、自分がチームを引っ張って存在感を示していきたいと思います。

「最下位…1つでも順位が上がれるように」

「最下位…1つでも順位が上がれるように」

■オイシックス 知念大成 
★首位打者(打率3割2分3厘、初受賞)

―どんな1年だったか

新しい試みということで、レベルの高い野球をすることができて、本当に夢のような1年でした。

―タイトルは今後、自信になりそうか

チャンスで打ててないので、チャンスに打てるような強いバッターになりたいと思います。

―来季の抱負、目標を

今シーズンの数字っていうのを超えられるように、そして今年チームが最下位だったので、1つでも順位が上がれるように全力で必死になって戦いたいと思います。

来年もよろしくお願いします。

「来年1軍の舞台で活躍してタイトルを」

「来年1軍の舞台で活躍してタイトルを」

■ロッテ 山本大斗 
★最多本塁打(19本、初受賞)
★最多打点(66打点、初受賞)

(オーストラリアのウインターリーグ参加中のため、ビデオメッセージ)

このたびはこのようなタイトルを受賞でき、大変うれしく思います。

今年1年、ファームでは充実したシーズンを送れましたが1軍の方では思うような結果が出なかったので、来年1軍の舞台で活躍してタイトルをとれるように頑張りたいと思います。

本当にありがとうございました。

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子どもの頃、平和台球場で見た情景がプロ野球観戦の原点。大学卒業後は外務省に入り、旧ユーゴスラビアのセルビアやクロアチアの大使館に勤務したが、野球と縁遠い東欧で暮らしたことで、逆に野球熱が再燃。30歳を前に退職し、2006年6月、日刊スポーツ入社。
その夏、斎藤佑樹の早実を担当。いきなり甲子園優勝に立ち会うも、筆力、取材力及ばず優勝原稿を書かせてもらえなかった。それがバネになったわけではないが、2013年楽天日本一の原稿を書けたのは幸せだった。
野球一筋に、横浜、巨人、楽天、ロッテ、西武、アマチュアの担当を歴任。現在は侍ジャパンを担当しており、3月のWBCでは米・マイアミで世界一を見届けた。
好きなプロ野球選手は山本和範(カズ山本)。