輝関(25=高田川)が描いてくれたのは、夏らしい大きな太陽です。さぞ夏が好きなのかと思いきや「好きな季節は1位が秋、2位が冬、3位が春。ここまではあんまり差がないですけど、ダントツ最下位が夏」と正反対でした。「あまりにも暑すぎて、太陽を描いてしまいました」と、最も気温の高い日中をイメージしたそうです。最後にサインを付け加えると、太陽と「輝」のしこ名がピッタリと当てはまる形になったものの「関係ないです」と、偶然を強調していました。
それでも土俵上では、太陽のような存在感を発揮したいと、日々稽古に精進しています。新入幕は16年初場所で、当時21歳と出世が早かったものの、最高位は前頭4枚目。7月の名古屋場所では、同部屋の竜電関が新三役として小結を務め「刺激になります。やっぱり負けたくない」と、負けじと新三役を目標に掲げ、飛躍を誓っていました。