最終回は横綱白鵬関(34=宮城野)です。描いたのは、約1年後に迫った東京オリンピック(五輪)をイメージした青地の反物。「来年は海外から日本に来る人も増えるから、しこ名はローマ字。綱で五輪をイメージしてデザインした」と、完成したばかりの写真も披露してくれました。すでに昨年作った赤地の反物は浴衣に仕立て、自身や付け人らが着用していますが、その色違い。「五輪まで、さらに五輪が終わってからも頑張るという意味で作った」と、こちらも浴衣として着用し、自らを奮い立たせる狙いです。

父ムンフバトさんが、レスリングのモンゴル代表として64年の東京五輪に出場しているだけに、再び東京で行われる五輪への思いは人一倍です。日本中が抽選結果に一喜一憂したチケット争奪戦でも「1つ当たったんだよ」とニヤリ。うれしそうに明かしましたがどの種目が当たったかは「秘密」とのこと。突然、意外な競技会場に姿を見せるかもしれません。(おわり)

◆プレゼント 関取衆ら全25人が描いた絵を抽選でプレゼントします。希望する絵の作者、住所、氏名を明記し、〒104・8055(住所不要)日刊スポーツ新聞社「相撲絵日記」係まで。29日の消印まで有効。これまで掲載した絵の一覧は、ニッカンスポーツ・コムをご覧ください。