ベッツからボール強奪のファンに厳罰、MLB全球場無期限入場禁止 ワールドシリーズ第4戦
ヤンキースタジアムで行われた昨年のワールドシリーズ第4戦で、ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(32)に接触して守備を妨害したヤンキースファン2人が、メジャーの全球場と関連施設への入場を無期限で禁じられた。10日(日本時間11日)、MLB公式サイトなどが伝えた。
カポビアンコ氏とハンセン氏の2人はスタンドから身を乗り出し、ファウルボールを捕球したベッツのグラブから無理やりボールを出し、腕を引っ張るなどした。退場処分となり、第5戦の入場も禁じられた。
MLBは2人に対し「2024年10月29日にヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦で、あなたは故意的に選手をつかんでプレーを妨害した。あなたの行為は選手の健康と安全を危険にさらし、許容されるファンの行動の一線をはるかに超えていた。あなたの行為に基づき、MLBはあなたをMLBのすべてのスタジアム、オフィス、その他の施設への入場を無期限に禁止する。また、MLBが主催、もしくは関連するイベントへの参加も禁止する。MLBの施設やイベントで見つかった場合、あなたはその施設から排除され、不法侵入の罪で逮捕されるのでご注意ください」と、文書で通達したという。