【オリックス】古田島成龍、5倍の3500万円で更改 来季は背番号35に変わって先発挑戦
オリックス古田島成龍投手(25)が2日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉を行い、5倍となる3500万円と大幅昇給を勝ち取った。
日本通運から23年ドラフト6位で入団。中継ぎとして開幕1軍入りすると、デビュー戦から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録を樹立。1年目で50試合登板を果たし、2勝1敗、24ホールド、防御率0・79と新人王級の働きをみせた。「僕よりすごい選手たちばかりを相手に開き直って、純粋に楽しんで投げられてはいた。そこはよかったかな」と振り返った。
来季は首脳陣から先発転向を告げられており「若いうちしか先発ができないと思っているので、本当に挑戦できるだけ幸せなこと。頑張ってやって、少しでも勝利のピースにはまればいいのかなと思っています」と意気込んだ。
背番号は97から今季限りで現役を引退した比嘉(1軍投手コーチ)の35を引き継ぐ。「今年番号変えた選手たちがちょっとあんまりよくなかったと小耳に挟んで…」と苦笑いをみせるも「比嘉さんの番号をいただくのはすごく光栄なこと。1日時間もらって、いろいろかみ砕いて考えた結果、変更しようという形で。フレッシュな気持ちでやりたい」と力を込めた。
ポジションや背番号が変わる2年目に向けて「いろいろ変化するので、新人と変わらないような気持ちでいって、正直負けるのは僕は嫌なので、どんどん勝っていって日本一になれるように頑張ります」と抱負を語った。(金額は推定)