【巨人】泉口友汰が「岡本和&吉川組」に入門「野球の取り組み方や人間的な部分も吸収したい」
巨人泉口友汰内野手(25)が「岡本和&吉川組」に入門する。2日、川崎市・ジャイアンツ球場での練習後に「尊敬しているおふたりなので。野球はもちろん取り組み方や人間的な部分もいろんなことを吸収したいと思います」と、自主トレは2人に師事する予定と話した。ともに全試合出場で、優勝の原動力となった主砲と鉄壁の二塁手。球界トップ最強クラスの矛と盾から技術も精神面も貪欲に学んでいく。
危機感の中でオフを過ごす。泉口は「練習しておかないと不安になるんです。1日休んだだけでも不安になる」と練習量を重視し、バットを振り込む。今ドラフトは上位3人が内野手の指名。大阪桐蔭、青学大、NTT西日本と強豪の競争の中でもまれてきたが「いつ終わるか分からない世界。自分は立場的にも休んでいる暇はない。練習を頑張るしかない」と強調した。
その不安を成長の原動力にする。1年目は66試合出場の打率2割1厘の結果を「数字を見ても、打てなかったのが事実。打撃向上のためにシンプルに体を強くし、練習するしかない」と受け止める。少しずつ主軸の立場に近づいていく。【上田悠太】