【オリックス】西川龍馬が昨季MVPソフトバンク近藤健介と自主トレ「全部勉強になります」
オリックス西川龍馬外野手(30)が9日、鹿児島・徳之島で取材に応じた。6年前から続くソフトバンク近藤健介外野手(31)との自主トレを行っている。広島からFA移籍1年目だった昨季は打率2割5分8厘、7本塁打、46打点。納得のいかない成績だった。
「何かしたかと言ったら、ほんまに何もしてない。唯一良かったのは、大きなけがなく離脱せず1年間通して(1軍に)おれたのは良かった。そこだけですね。(初対戦のパ・リーグ投手に対し)データがないので、対応しきれなかった部分と、技術不足とあらためて感じた」と振り返った。
自主トレ期間のテーマとしては「毎年ですけど、まずはキャンプ、シーズンでしっかり戦える体をメインに。次は技術。いろんな引き出し等も増えれば」と掲げた。
昨季MVPに輝いた1歳上のソフトバンク近藤からは、今回も多くを学ぶつもりだ。「もちろん全部勉強になります。ああいう選手でもまだまだ向上心持ってやってますし、僕らはもっとそれ以上を意識しないといけない。(打撃の)タイプが似てると言えば似てますけど、シーズン振り返って見ると数字的にも全然違うので。やっぱりそこの差をなくしていかないと近づくこともできないし、もちろん追い越すこともできない」と、師匠に追いつき追い越せの精神で臨む。