【日本ハム】育成3年目山本晃大「めっちゃ神頼み」悲願支配下へパワースポット行脚 初詣も3カ所

  • ブルペン投球後に日本ハム宮西(右)からアドバイスを受ける山本晃(撮影・木下大輔)
  • 日本ハム宮西(左)とのじゃんけんに負ける山本晃(撮影・木下大輔)
  • 日本ハム宮西とのじゃんけんに負けてポール間走を行う山本晃(撮影・木下大輔)
  • 関学大第3フィールドで自主トレを公開した、左から日本ハム堀瑞輝投手、宮西尚生投手、山本晃大投手、ソフトバンク長谷川威展投手(撮影・木下大輔)
  • 関学大第3フィールドで自主トレを公開した、左から日本ハム堀、宮西、山本晃、ソフトバンク長谷川(撮影・木下大輔)

育成3年目の日本ハム山本晃大投手(25)が、悲願の支配下登録へパワースポット行脚を行った。10日、宮西の母校である関学大で合同自主トレを実施。3日から兵庫県内で一緒に汗を流しているが、その前に3カ所も初詣に行っていた。

まずは年始に「僕、実家が伊勢なので」と伊勢神宮を参拝。「伊勢神宮は、お願いごとをするのではなく、感謝を伝える場所。『いつもケガなくやらせてもらって、ありがとうございます』と伝えました」。元気に投げ続けられるパワーを宿らせた。

さらに寺社巡りが好きな左腕は「奈良県の石上(いそのかみ)神宮も行きました」。国宝の「七支刀」や神話でスサノオがヤマタノオロチ退治に用いた霊剣「天十握剣」を祭られている神社で、ピンチをチャンスに変える起死回生のパワーを注入。2日には「滋賀県の太郎坊宮(たろうぼうぐう)に行ってきました」。多くのアスリートが足を運ぶ「勝運の神」と知られる場所にも足を運んだ。

それだけ、今季に懸ける思いは強い。「めっちゃ神頼みしました。できることは何でも」と話すように背水のシーズンへ向けて勝負強さを体に染み込ませた。この日は宮西とのじゃんけんに負けて走る距離が増えてしまったが、「そこで勝負運を使っちゃいけない。神様も走らせてくれた」と激走。ブルペンでは神様のような実績を持つ“宮西コーチ”が見守る前で投球し、アドバイスももらった。「後がないというか、やるしかない」。あとは実力を磨いて、自ら2桁背番号を降臨させる。【木下大輔】

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