和田アキ子、超大物のアテンドでプロ野球開幕セレモニー登場の過去明かす「頼むわ、って」
歌手和田アキ子(74)は30日、MCを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演し、過去に行われたプロ野球の試合での開幕セレモニーで、通常ではあり得ない豪華すぎる登場の仕方をしたことを、振り返った。
番組は冒頭で、この日、横浜市で行われた「横浜DeNAベイスターズ日本一 優勝パレード」について、現地からの中継をまじえて紹介。前回リーグ優勝、日本一を成し遂げたのが1998年以来、26年ぶりであることにも触れた。
和田は「(前回の日本一の当時は)私は佐々木くんしか知らなかった」と、ベイスターズ在籍中に「ハマの大魔神」として君臨した佐々木主浩氏(56)との親交に言及。実は和田は、1999年、横浜スタジアムで行われた横浜-巨人の開幕セレモニーで「君が代」を歌ったことがあり、その際の体験を語り始めた。
「(当時)ジャイアンツには清原(和博氏)がいて、魔神は魔神ですごいんですが、そこで私が君が代を歌った。その時、(歌う場所まで)歩いて行く時に、佐々木が『リリーフカーに乗りますか?』と。『乗っていくと、みんな、おっ、となりますよ』と。私、緊張しているから頼むわって」とやりとりを明かし「そしたら佐々木が運転してくれて…。それはすごく覚えている」と、佐々木氏がリリーフカーを自ら運転して、和田を歌唱場所まで送り届ける演出があったことを明かした。
ともに番組進行を務めるフリーアナウンサー垣花正が「選手が運転するシーンなんて、普通は見られません。選手は(運転席の)横に乗ってマウンドに行くんです」と、異例の演出だったことを強調。「それを佐々木さんは自分で運転して、アッコさんを運ぶ係に徹したということです。すごいですね」と当時の状況を説明された和田は、「一応、キヨの方にも魔神の方にもあいさつして、歌ったのを覚えている」と振り返っていた。