乃木坂46遠藤さくらの「2024年一大事件」にほっこり 今年の抱負も語る「まだまだ上に」

  • 乃木坂46の最新曲「歩道橋」でセンターの遠藤さくら(2024年12月撮影)
  • 乃木坂46の最新曲「歩道橋」でセンターの遠藤さくら(2024年12月撮影)
  • 乃木坂46の最新曲「歩道橋」でセンターの遠藤さくら(2024年12月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

このほど、乃木坂46の遠藤さくら(23)を取材する機会に恵まれた。

2024年はシングル「歩道橋」で約3年半ぶりの単独センターを務め、グループとして10年連続10回目となるNHK紅白歌合戦では「きっかけ」をセンターポジションで披露。名実ともに「グループの顔」として活躍した24年を振り返り、25年への意気込みを語った。

18年加入の4期生で、24年12月に加入6周年を迎えた。センターポジションを複数回経験し、中心メンバーとして活躍してきた。「もうそんなにたったんだなって思います。あっという間の6年でした」と笑顔で振り返った。

同期の存在については「頑張っている姿にすごく背中を押されます。戦友ではありますが『私が一番』とか『私の方ができてる』とか、そういうバチバチが一度もないんです。全員で支え合いながらここまで来られました。穏やかなまま、みんなでさらに成長していきたいです」と語った。

24年はグループとして初となる香港での単独公演を行ったり、5年ぶりのドーム&スタジアムツアーを開催したりと精力的に活動。そんな1年を振り返り「24年の一大事件」を問いかけると、しばらく考え込み「小さなことかもしれないですが…」と切り出した。

「36thSGアンダーライブ」北海道公演を見に行ったときのことだという。「朝早起きして、朝ご飯を歩いて食べに行ったんです。私は家で過ごすのが大好きで、普段は家にいることが多いんです。そう考えると、なじみのない土地で歩いて朝ごはんを食べに行ってる自分が大事件だなって思いました」と明かした。

「人気のお店で、開店と同時に並んだのにすごい行列でした。『飛行機に間に合わないかも』と思って一生懸命食べました! バタバタの中でも小さないい瞬間を見つけられました」とにっこり。「事件」というと驚いたことやショックだったことなどを思い起こしてしまいそうだが、意外な“ほっこり”回答に記者も自然と笑顔になった。

年越しの瞬間は、メンバーとともにジャンプをするのが恒例という。「24年はバースデーライブも大規模にやらせていただき、海外でのライブやドームライブもあって充実していたと思います」と振り返り、「すごくいい1年を過ごさせていただいたからこそ、25年にしっかりつなげていかなきゃという思いでいっぱいです」と語った。

取材の最後には、「乃木坂の活動が大好きで、すごく楽しいんです」と笑顔で伝えた。25年には新メンバーとなる6期生の加入も控えている。「長く続いているグループだからこそ、守っていく責任感はすごくあります。でもまだまだ上にいけると思っているので、新メンバーも交えて高みを目指していきたいです」と力強く宣言した。

グループ愛あふれる頼もしいエースが、乃木坂46をさらなる高みへ導く。【玉利朱音】