日向坂46のキャプテン佐々木久美が卒業発表「おひさま皆さんに出会えたことは人生の誇り」
日向坂46のキャプテン佐々木久美(28)が6日、自身の公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。1月29日発売の13枚目シングル「卒業写真だけが知ってる」の活動をもって卒業する。
16年5月、けやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に一期生として加入。18年6月にキャプテンに就任し、19年の改名やデビュー後もグループをけん引し続けてきた。この日のブログでは「今日は皆さんにお伝えしたいことがあります」と切り出し、「私、佐々木久美は、13枚目シングルの活動をもって日向坂46を卒業させていただきます。今まで8年半の間本当にありがとうございました!」と伝えた。
これまでを振り返り「グループとしての、メンバーそれぞれの、夢が叶ったら嬉しいな、そのために自分ができることをやる。それが自分の原動力であり、軸でした」と記した。そして「大好きなおひさまの皆さんに出会えたことは本当に人生の誇りです。グループのこと、私のやること、全部心から応援してくれて嬉しいことがあったら自分のことのように喜んでくれて、人生でこんなに思ってくれる人たちに出会えることはもうないのだろうな」とした。
「本当にありがとうの言葉じゃ足りないくらいのありがとうの気持ちでいっぱいです。みんなのことを考えていたら涙が出てきた! 私にここにいる理由をくれて本当にありがとう!」と感謝の思いをつづった。
「『卒業』という言葉はもう何年もずーっと頭の中にある状態で活動していました」と明かし、「私が卒業を決めたのはグループも後輩たちも頼もしいほど成長し、もう大丈夫だなって、自分がグループの中にいるというより、おひさまと共に見守っていきたいな、そんな気持ちになったのが全てです」とした。
今後については「現時点で自分の次なる夢はありません! 自分の軸から離れるのでその先が想像できないのですが、、でも活動で関わってくださった全ての方に恩返しをしていけたらなと思っています」とした。「日向坂46のメンバーとして最後まで思いっきり楽しい時間をみなさんと過ごせたらと思います。長い航海の最後まで、しんみりしてしまうのは嫌なので、レッツビーハッピーでよろしくおねがいします!」と明るく伝えた。
この日、同期の佐々木美玲(25)、高瀬愛奈(26)もブログで卒業を同時に発表しており、2人に向けて「同期の二人、同じ時間を最後まで一緒に過ごせたこと本当に嬉しいよ!! まさかこの3人が最後になるとは思ってもみなかったね 心強いです、ありがとう!」と伝えた。「いろんな気持ちを書いてしまいました! 正直に自分らしく最後まで在り続けられたら」と締めくくった。
グループの公式サイトによると「具体的な卒業時期等に関しましては、決まり次第ご報告させていただきます」という。
佐々木久美は23年11月発売のセカンドアルバム「脈打つ感情」リード曲「君は0から1になれ」でセンターを務めた。シングルやアルバムリード曲でキャプテンがセンターになったのは、乃木坂46、櫻坂46を含めた坂道グループ全体で初めてだった。