将棋の関浩七段死去、64歳 羽生善治に公式戦初黒星食らわせた/発表全文

  • 控室で自分の観戦している対局を検討する関浩6段

日本将棋連盟は2日、公式サイトで関浩七段が11月11日に64歳で亡くなったと発表した。葬儀は近親者のみで執り行ったという。

東京都出身の関さんは山川次彦八段門下で24歳の時に四段昇段。棋士デビューした86年3月、10歳下の羽生善治九段(当時四段)を公式戦初黒星に追い込んだ相手として知られる。純粋居飛車党。04年にC級2組からフリークラスに転出し、07年に引退していた。

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▽発表全文

関浩七段が、令和6年11月11日、64歳で逝去いたしました。

ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げますとともに、故人の遺志により、葬儀は近親者のみにて執り行われましたことをご報告いたします。

なお、ご供花、ご供物、ご香典の儀は固くご辞退申し上げます。