【福岡国際マラソン】陸連の黒木強化コーチ、吉田祐也の好走を高評価「2時間5分16秒が基準」
<陸上:福岡国際マラソン>◇1日◇福岡市・平和台陸上競技場・大濠公園~福岡市西南部周回~香椎折り返し(42・195キロ)
青山学院大出身の吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)が、4年ぶり2度目の優勝を果たした。日本歴代3位の2時間5分16秒。鈴木健吾の日本記録(2時間4分56秒)には及ばなかったが、五輪3大会連続出場の大迫傑の自己ベスト(2時間5分29秒)を超えた。◇ ◇ ◇
日本陸連の黒木純・男子マラソン強化コーチは、世界選手権代表選考レースでの吉田の好走に「参加標準記録を大きくクリアした上で優勝もして、勝負強さを見せてくれた」とたたえた。
今後は来年2月の別府大分毎日と大阪、3月の東京で男子の選考レースが続いていく。黒木コーチは「吉田君の2時間5分16秒が基準になる。ハイレベルになってくれることを期待したい」と語った。(共同)