【陸上】神野大地「世界に向けた走り応援したい」日本歴代3位でVの青学大後輩吉田祐也にエール

  • イベントで中学生にメッセージを送る神野大地 
  • 吉田祐也(2024年12月1日撮影)

プロランナー神野大地(31)が2日、スポンサー契約を結ぶ浜松いわた信用金庫(浜松市中区)主催のイベントに、サプライズゲストとして登場した。県大会優勝などの成績を収めた静岡県西部の中学校をたたえる「夢に追いかぜ賞」の贈呈式では、12校(延べ17団体)の代表者に向け「この賞を自信にし、次の目標に向かって挑戦いって欲しい」とメッセージを送った。

昨年12月にプレイングマネジャー(選手兼任監督)として新チーム「M&Aベストパートナーズ」を発足。現在はメンバーの最終選定など、来年4月の始動に向けて準備を進めている。チームの目標は「27年の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)初出場」。そのために、1年前倒しの予選大会(25年11月)出場を目指している。ランナー神野は「まだ体が動くし、皆と近い目線でやっていく。ともに目標に向かうモチベーターになれたら」と意欲を示すと「選手と監督、2つの役割で結果を出していきたい」と決意を込めた。

青学大時代に箱根駅伝5区で活躍した「3代目・山の神」は、1日の福岡国際マラソンで日本歴代3位の記録で優勝した青学大の後輩の吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)にも言及。青学大は直近10年間で箱根駅伝7回優勝も、五輪や世界陸上での代表選手はゼロ。そんな後輩の活躍に「青学OBとして、世界に向けた彼の走りを応援したい」とエールを送った。