パリ五輪金メダリスト吉沢恋「今年は五輪に出られると思ってなくて」感謝パレードで躍進回顧

  • 「パリ五輪・パリTEAM JAPAN応援感謝イベント」のパレードに臨む女子スケートボードの、左から草木、赤間、吉沢(撮影・河田真司)
  • パリ五輪・パラリンピックの日本選手団による応援感謝イベントで笑顔を見せる、スケートボード女子の(左から)草木ひなの、赤間凛音、吉沢恋(共同)

スケートボード女子ストリートでパリオリンピック(五輪)金メダリストの吉沢恋(ここ、15=ACT SB STORE)が30日、ファンへの感謝の思いを示した。

東京・中央区の日本橋中央通りで、五輪・パラリンピック出場選手らが参加するパレード「パリ2024オリンピック・パラリンピックTEAM JAPAN応援感謝イベント」に参加。沿道には約1万人が集い「朝早く起きてすごく眠かったんですけど、すごくたくさんの方に集まっていただけてうれしかった。『感動をありがとうございます』と言っていただけて、思い出になりました」と喜んだ。

この1年を振り返り「今年はパリ五輪に出られると思っていなくて、ロスに向けて頑張っていく気持ちで世界選手権に出ていた」と吐露。そこから金メダルをつかむまでに大躍進し「すごくいい1年になった。この1年があったからこそ、これからはもっと頑張っていきたいと思った」と笑顔を見せた。

今後は18歳で迎える28年ロサンゼルス五輪へ向け、さらに成長した姿を示す。「今回は勇気をもらったが、次は自分が見てくださっている皆さんに勇気を与えられるような選手になれるように頑張っていきたい」と誓いを立てた。【藤塚大輔】

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