【ノルディック複合】山本涼太が飛躍で巻き返し15位 渡部暁斗は体調不良で欠場
<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)複合男子>◇1日◇フィンランド・ルカ
距離を先に実施するマススタート方式で個人第3戦が行われ、山本涼太(長野日野自動車)は15位となった。前半距離(10キロ)で45位と出遅れたが、後半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)で138・5メートルを飛び、順位を上げた。
ビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が今季初勝利、通算11勝目を挙げた。2位に入ったヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)がW杯複合で史上初めて100度目の表彰台に立った。
渡部善斗(北野建設)は26位、谷地宙(JAL)は27位、山崎叶太郎(中大)は48位、畔上祥吾(岐阜日野自動車)は49位だった。
渡部暁斗(北野建設)は体調不良で欠場した。
◆山本涼太の話 (4周で争う前半距離の)3周目で離されたが、そこで付いていかないと試合にならない。距離は圧倒的な差を感じた。ジャンプに関してはまずまず。
(共同)