【流行語大賞】北口榛花「名言が残せなかった」パリ五輪金メダル「まさかここまで来ちゃうとは…」

  • 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式 「名言が残せなかった」で受賞し、パトリック・ハーラン(左)から笑顔で盾を受け取る北口榛花(撮影・浅見桂子)
  • 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式 「名言が残せなかった」で受賞し、笑顔で記念撮影する北口榛花(撮影・浅見桂子)
  • 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式 「名言が残せなかった」で受賞した北口榛花(撮影・浅見桂子)
  • 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式 受賞した「名言が残せなかった」(撮影・浅見桂子)
  • 【イラスト】新語・流行語大賞大賞ノミネート一覧
  • 【イラスト】歴代の流行語大賞

今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日に都内で行われ、パリオリンピック(五輪)陸上競技女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26)が発した「名言が残せなかった」がトップ10入りを果たした。

五輪では1投目で65メートル80の今季自己ベストをマークし、日本陸上界では20年ぶりの金メダルを獲得。その後の取材で「名言が残せなかった」と悔やむ場面が話題となっていた。

記念の盾を受け取った北口は「まさかテレビでは報道されてない会見上で言ったこの言葉がノミネートされたことにとても驚いていますし、ここまで来ちゃったのがびっくりしています」と笑みを浮かべた。小さいころから五輪で活躍するアスリートの言葉に強く感銘を受けていたことを明かし、「自分自身もいつかはそういった名言が残したかった」と説明。その上で、パリでは競技後に多言語でのインタビューを受けたことで「自分の気持ちをストレートに話せなかった」とし、「名言が残せなくて悔いが残っているという気持ちから出た言葉でした」と、“迷言”誕生の裏話を明かした。

拠点とするチェコでは、このような賞はないとし、コーチへは「報告しなくていいかな」とにこり。来年は東京で世界選手権を控えており、「たくさんの日本の皆さんの前でまた金メダル取れるように頑張る」と意気込んでいた。