こんにちは。いよいよ今週末にアメリカのデルマー競馬場で開催される競馬の祭典、ブリーダーズカップについてお話をしたいと思います。
日本馬は10月22日にデルマー競馬場に到着しました。今のところ雨もなく毎日青空の中で調教をしていますが、朝は非常に寒くて、日中が暖かく、また夜が寒いといった天気です。馬にとっては非常に過ごしやすい気候で、日本馬たちはどの馬も順調に調整が進んでいると感じます。その中で、現地で特に注目を集めているのは、今年春のケンタッキーダービーでインパクトのある走りを見せたフォーエバーヤングです。常にどこかのカメラで撮影されているような感じで、私が以前来た2021年のBCの時よりも注目度がすごいです。昨日から矢作先生と坂井騎手もこちらに合流し、いよいよ本番へと厩舎の士気が上がっています。現地アメリカのフィアースネス、ヨーロッパのシティオブトロイなど強敵ぞろいのレースとなりますが、どれほどの走りを見せてくれるか今から期待しています。
ヨーロッパから総勢31頭、日本から19頭、また他の国々からも数頭の参戦と、ブリーダーズカップは本当にインターナショナルなレースだと感じます。今年は日本からの参戦頭数が史上最多となり、それぞれのレースの盛り上がりが非常に楽しみです。時差の関係でテレビでの生観戦も大変だと思いますが、ぜひ応援をよろしくお願いします。(レースホースコーディネーター)