大社・馬庭優太が東洋大に進学へ 昨夏甲子園の「大社旋風」立役者、推薦入試に合格

  • 2024年8月11日、報徳学園戦に先発した大社・馬庭優太

東都大学リーグの東洋大は10日、25年度の推薦入試の合格者を発表し、大社(島根)の馬庭優太投手(3年)ら27人が合格した。

馬庭はエース左腕として同校の32年ぶりの夏の甲子園出場に貢献。1回戦の報徳学園(兵庫)、2回戦の創成館(長崎)と完投してチーム107年ぶりの2勝に導くと、3回戦の早実(西東京)戦では球史に残る激闘の中で延長11回を1人で投げきり、強豪校相手に3試合連続の完投勝利を挙げ、93年ぶりにベスト8進出へ大きく貢献した。

準々決勝の神村学園(鹿児島)戦には中継ぎとして登板も敗戦。4試合で計492球を投げ、公立校として全国に勇気と感動を届けた「大社旋風」の立役者の1人となっていた。

聖地で能力の高さを示したが、プロ志望届は出さずに大学進学の道を選択した。新天地での活躍からも目が離せない。