高野連、新たにDH制の導入検討 7回制とリプレー検証含め諸課題検討会議を初開催 

日本高野連は10日、大阪市内で近未来での7回制の導入に向けて設置された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を初めて開催した。

大きな議題として7回制やリプレー検証に加え、新たにDH制の導入についても検討されていることが初めて明かされた。井本亘事務局長(53)は「検討していく1つの項目ではあるかなと考えています」と説明した。

DH制は地方大会や甲子園で特に負担の大きい投手の障がい予防、熱中症対策を配慮することが目的。7回制とリプレー検証も含め、同会議を月に1度のペースで行い、12月に実施される理事会までに対応策をまとめる。井本事務局長は導入のタイミングについて「実施可能ということで審議、検討が終わって、理事会で『じゃあやりましょう』ということになれば、早くスタートする可能性はあります」といずれも最短で26年春に実施される可能性があることを示唆した。