【流行語大賞】大谷翔平「50-50」がトップ10入り 今年“17個目”の表彰

  • 「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式(撮影・浅見桂子)
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現代用語の基礎知識選「2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日に発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)がメジャーリーグ史上初めて達成した「50-50」(フィフティー・フィフティー=50本塁打&50盗塁)が、大賞の10語に選ばれた。年間大賞にはドラマ「不適切にもほどがある!」の「ふてほど」が選出された。

大谷はエンゼルスからドジャースに移籍した今季、打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁と大活躍し、チームを4年ぶりのワールドシリーズ優勝を導いた。先月21日には2年連続3度目のリーグMVPに、満票で選ばれていた。

今季はこれまでにMVP、本塁打王、打点王、選手間投票の最優秀野手、シルバースラッガー賞のDH部門、エドガー・マルティネス賞(最優秀DH)、オールMLBチーム「ファーストチーム」DH、ハンク・アーロン賞、月間MVP、週間MVP4度、ESPY賞のベストMLB選手賞、スポーティング・ニューズ年間MVP、正力松太郎賞の特別賞を獲得していた。これで今年は“17個目”の表彰となった。

大谷は表彰式には欠席した。選考委員のパトリック・ハーラン氏は、災いの多い1年だった中で「50-50とパリ五輪があった年は忘れない」と、明るい話題の象徴として紹介した。

大谷は21年に「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれている。30語へのノミネートは、13年の「二刀流」、18年の「翔タイム」、21年の「リアル二刀流/ショータイム」、22年の「大谷ルール」、23年のWBCで発した「憧れるのをやめましょう」があり、今回が6度目だった。

野球界からは近年、15年に「トリプルスリー」16年に「神ってる」21年に「リアル二刀流/ショータイム」22年に「村神様」23年に「アレ(A.R.E)」が選ばれていた。