【ボクシング】WBO・AP王者の国本陸「やり返したい」1回KO負けした相手とリベンジマッチ

ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)、日本ミドル級王者の国本陸(27=六島)が、同級の「アジア最強」を証明する。

国本と東洋太平洋バンタム級暫定王座決定戦に挑むデカナルド闘凜生(28)が2日、大阪市内の所属ジムで12月15日に大阪市の住吉スポーツセンターで行われる試合に向けて、練習を公開した。

国本はWBOAPタイトルをかけて同級4位・竹迫司登(ワールドS)と対戦する。国本にとって21年5月にKO負けした相手とのリベンジマッチ。当初はミドル級トーナメントで対戦の予定だったが、大会が中止の事態となった。しかしジムの枝川会長のマッチメークで試合が組まれた。

国本は「(ミドル級トーナメントが)なくなった時はどうなるかと思った。(枝川)会長に『どうしたい』と言われて『竹迫さんとやりたい』と即答した。組んでくれて本当に感謝しています」。

1回KO負けした前回からの成長を示す試合でもある。「やり返したい。思くそ打ち合います」。言葉に力を込めた。