英王室ウィリアム皇太子夫妻、長男ジョージ王子の進学先を巡って対立 英ミラー紙報じる
英王室のウィリアム皇太子(42)とキャサリン皇太子妃(42)夫妻が、王位継承順位2位の長男ジョージ王子(11)の進学先を巡って、対立していると英ミラー紙が報じた。
ジョージ王子は、一家がウィンザーのアデレード・コテージに引っ越した2022年からバークシャーにある私立のランブルック・スクールに通っているが、来年の夏に卒業し、9月から新たな学校に進学する。
ウィリアム皇太子は、自身と弟ヘンリー王子が通った全寮制の男子校イートン校に進学させることを望んでいる一方、キャサリン皇太子妃は自身の母校である共学のマールボロ・カレッジのような学校に通って欲しいと望んでおり、意見が対立しているという。
王室専門家のケイティ・ニコル氏によると、皇太子妃は子どもたちが普通の子ども時代を過ごすことを望んでおり、ジョージ王子が妹シャーロット王女と弟ルイ王子と一緒に通える共学に進学することを希望しているという。名門イートン校は「堅苦しい」と感じており、自身や妹弟が経験したような幸せな学校生活を送らせたいと願っているが、ジョージ王子はイートン校に進学することに意欲を見せているという。
そのため、キャサリン皇太子妃は息子の進学先を巡って心が張り裂けそうな思いでいるとニコル氏は語っている。
将来の国王となるジョージ王子にとって、非常に難しい決断が迫っており、最終的にどの学校を選ぶのか注目が集まっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)