【韓流】ADORとの予定スケジュールは全て消化、NewJeansの今後の行方は?
NewJeans(ニュージーンズ)が、所属事務所ADOR(アドア)と約束したすべてのスケジュールを消化した。独立を発表して以来、4日にみずほPayPayドーム福岡で開かれた「第39回ゴールデンディスクアワード」が、予定されていた最後の仕事だった。直後にインスタグラムには「何であれ、最善を尽くして最後まで」と記し、ADORとの別れを示唆するような意味深な言葉をつづっていた。
韓国のイルガンスポーツは9日「NewJeansがADORと約束したスケジュール終了…本格独自路線へ」のタイトルで、今後起こりうることを特集した。
まず問題になるとみられるのが、ハニのビザについて。オーストラリアとベトナムの二重国籍を持っており、韓国で仕事するためには芸術興行ビザが必要で、ハニは今月中にビザが切れると言われている。ADORは「NewJeansとの契約は相変わらず有効で、ハニのビザ延長の手続きのための書類を準備中」としているが、今後ハニは新会社と契約を結び、ビザを申請する可能性がある。
また「NewJeans」のグループ名。ADORが商標登録しており、メンバーたちが開いた同社との専属契約解除を宣言した記者会見では「NewJeansというグループ名を獲得できるように努力したい」と話していた。しかし会見以降、自らはグループ名を出していない。新たに開設したインスタグラムなどのSNSは「jeanzforfree」で活動している。イルガンスポーツは「新しいグループ名で活動する可能性もある」と伝えた。
続いて、今後の予定。ADORは「3月に国内ファンミーティング、6~7月に正規アルバム発売、8月以降にワールド・ツアーを計画中で、新しいプロデューサーも探している」と明かしているが、NewJeansがADORとの契約解除を宣言しただけに、この計画通りに動く可能性は低いという。
現在は、非公開の広告日程だけを消化しているという。アルバム発売や公演の日程などは、ADORが提起した専属契約有効確認訴訟がある程度終わった後に公開されるものとみられる。
NewJeansのメンバー、ダニエルは6日、SNSに「2025年には、もっと多くの舞台でバーニーズと会って楽しく遊んでみるんだ。個人的に多くのアーティストたちと会ってコラボもして曲も作りたい」とつづっている。