熊本空港にワンピース壁画 地震復興で作者描き下ろし

熊本県は2日、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の巨大壁画「大海賊百景」(縦約5メートル、横約18メートル)の除幕式を熊本空港で開いた。2016年4月に発生した熊本地震からの復興プロジェクトの一環。作者で熊本市出身の尾田栄一郎さんが描き下ろした。県は新たな観光スポットになると期待している。

描かれたのは、作品が2021年に千話を達成したことを記念して世界各地で実施された人気投票で、上位に入った主人公「ルフィ」などのキャラクター。イベントなどが催される「そらよかエリア」に設置された。

除幕式には木村敬知事ら約20人が参加。木村氏は「空港が壁画と共に世界に開かれていくことを誓いたい」と話した。(共同)