おみくじは「狙い通り」東洋大姫路エース阪下漣「どうやって倒すか」横浜にセンバツでリベンジ狙う

  • 東洋大姫路のエース阪下が先月から使用する新グラブ。クローバーの模様入りのウェブは気に入った様子だった(撮影・中島麗)
  • 始動日の5日、全体練習に参加した東洋大姫路のエース阪下(撮影・中島麗)
  • 始動日の5日、全体練習に参加した東洋大姫路のエース阪下(撮影・中島麗)
  • マイナス1度を記録した始動日の朝9時、練習場へ現れた東洋大姫路・岡田監督(撮影・中島麗)
  • 始動日の5日、練習前に約20分ほどナインへミーティングを行った東洋大姫路・岡田監督(撮影・中島麗)
  • 朝には氷点下を記録した5日に始動の東洋大姫路ナイン(撮影・中島麗)
  • 22年6月にできあがった、東洋大姫路の室内練習場(撮影・中島麗)

昨秋の近畿大会を制した東洋大姫路はマイナス1度の氷点下で始動した。

最速147キロのエース右腕、阪下漣投手(2年)は神宮大会Vチームとのセンバツ大会でのリベンジを熱望した。「どうやって横浜高校さんを倒すかを考えている」。神宮準決勝では150球の熱投の末、1-1の延長11回に2点を献上して敗戦。チームは「走塁面で横浜高校さんとの差が出た」と走塁面を強化中だ。

阪下はウェブ部分に四つ葉のクローバー柄を刺しゅうした新グラブで運も味方につける。地元の西宮神社で引いたおみくじの結果は「狙い通り」吉だった。「吉か末吉狙いで。(大吉は)波が激しくなる。去年は末吉で1年間調子よく投げられたので」。近畿大会では計27回2/3で1失点。今年も安定感を継続する。

◆阪下漣(さかした・れん)2007年(平19)7月5日生まれ、兵庫県西宮市出身。浜脇小2年から浜脇タイガースで野球を始める。浜脇中では西宮ボーイズに所属。東洋大姫路で1年春からベンチ入り。同秋からエース。2年夏は兵庫大会ベスト4。2年秋は県優勝、近畿大会は2連続完封などで頂点に導き、明治神宮大会4強入り。l83センチ、86キロ。右投げ右打ち。